2011年12月11日 18:13

「特攻とかそんな茶番はいいから、
早く私の出番を増やしなさーいっ!!」
来週からユリン帰って来るってのに、
マジでどうするんだろう、エミリーさん。
・あらすじ
ファーデーンに襲い来るUEの大部隊。ザラムとエウバは、コロニーの人々を守るべく共同戦線を張る。ディーヴァもまた参戦しUEを迎え撃つ。さらに現れるUEの巨大戦艦。あまりにも強力な敵を前に弱きになる味方の兵士達。ザラムを率いるドン・ボヤージは自らの身を賭して、味方の軍を鼓舞するが…。壮絶な戦闘が繰り広げられ、激しい怒りに身を焼くフリットは、ガンダムをAGEシステムが生み出した新たなるウェア『スパロー』に換装する。果たして、フリット達はファーデーンを守りきることは出来るのか?


盛り上がるようで、あまり盛り上がらなかったガンダムAGE10話。
大筋だけ見れば、盛り上がる要素しかないように思えるのだけれども。
基本的にはガンダムシリーズって、話の展開がゆっくりなのが多いけれども、
このガンダムAGEは三世代分の話をやるために、兵器もストーリーの進みもかなり早いんですよね。
それがまた、ガンダムAGEの魅力の一つだと思います。
実際、10話時点で主人公サイド以外の勢力を仲間につけ、連合部隊を組むってのは、
ガンダムシリーズの中でもかなり展開が早い。普通だったら、最終話近くじゃないとやらないだろうし。
それまで対立していたザラムとエウバが手を組んで共闘、さらに大量のMSがぶつかり合うってのは、
盛り上がる要素が満載のはずだし、こんな早い段階でそれを展開できるのは凄い。
こうしてプロットだけ見れば、かなり面白いんだけどなあ。ガンダムAGE。
それなのに盛り上がりに欠けるのは、
肉付けが大雑把と言うか、場当たり的なのが大きな原因でしょうか。
そのせいでストーリーに説得力が無かったり、人物に共感できなかったり、
盛り上がるべき場面でイマイチ盛り上がれない気がするしね。
ボヤージの特攻に関しても、『そういう役所』になるって伏線が欲しかった!w
結局、ボヤージが特攻した理由も、その時セリフで説明しただけだったしね。
それがあるだけで、もう少しボヤージ特攻シーンの印象も変わっただろうに。
まあ話数的に、オマージュであろうVガンでの特攻みたいな感動を生みだすのは、さすがに無理だろうけど。
(それまでの積み重ねが違い過ぎるしね)
『オヤジの特攻』って素材が、少し古いけど王道であるだけに、もったいない!

今回も不満な点は多々ありましたが、初登場のスパローは結構格好良かったね!
タイタスよりも確実に戦闘力が上な気がする。スパロー。
やっぱりモビルスーツは、機動性あってナンボってろころがあるし。
これで一世代目の兵器は出揃った形でしょうか(それとも、まだ出る?)
今後は敵の種類によって、パーツを換装して戦っていくわけですね。
とりあえず次回はユリンのヒロインっぷりを堪能しよう。
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