2011年04月01日 09:41

良いんだよー!!
・あらすじ
文化祭の倒錯劇の脚本を担当することになった修一は、保健室登校を続けながらも、劇の練習に顔を出すようになる。土居は修一の脚本にアドリブを足してアレンジするが、それが意外に好評で、修一は思い切って土居に脚本制作を手伝ってほしいとお願いする。一方さおりは、久しぶりに修一とよしのを自宅に招き、小学生の頃のように女の子の服を着てみないかと誘う。あの頃には戻れないけれど、それでも……。修一はさおりのワンピースを見つめながら、ぼんやりとそんなことを考える。そしていよいよ、文化祭の日がやってくる。
いやあ、最高でした!
本当に後味が良く、この先も見てみたいと思わせてくれる終わり方。
最後まで心理描写が繊細で、ひとりひとりの苦悩が事細かに描かれていたと思います。
あの時間で、ここまで詰め込んで来るかー、ってなくらい内容の濃い最終回でした。
そして声変わりに悩みながらも、「これで良いんだ」と前を向いたにとりんが爽やかすぎる!
千葉さんやアンナちゃん、その他の面々が惹かれるわけですよ。
アンナちゃんも、にとりんと元の鞘に戻れたようだし言うことなし。
にとりんにベタ惚れなアンナちゃんは可愛すぎましたね笑
何気に、真穂姉と瀬谷君の描写もありました。
この二人は良いのう。安心してニヤニヤしていられる。
魅力的なヒロインが多いこの作品の中で、やっぱり真穂姉が一番好きだなあ。
繊細な性格で、メンタル最強ないとりんとは逆に、
がさつな性格のくせして、メンタルが弱いところとか最高です。
『青い花』もそうだけど、志村貴子さんの作品は題材が題材ゆえに最初のハードルが高く、
しっかり見る前に拒絶してしまう、食わず嫌いしてる人が多い印象。
人を選ぶってのは、こういう作品のことを言うんだろうなあ。
まあ、かく言う自分も最初はその特異なストーリーにより、若干引いてる部分もあったんですが^^;
何だよコイツら、気持ち悪いなー、みたいな感じで。
けれど話が進むにつれ、グイグイと物語に引き込まれてしまった。
仕舞いには原作を買いに走ったほどです笑
話が面白ければどんなテーマやキャラクターであれ好きになってしまう、
そういうことを再認識させられた作品でした。
この素晴らしい作品を知ることが出来て本当に良かったです。
アニメにおける原作改変も、凄いの一言。改変した部分が全てプラスに働いていた気がします。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした!

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