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「アイドライジング!」( 第17回電撃小説大賞“金賞”受賞作) 感想・レビュー

2011年02月23日 08:42

アイドライジング! (電撃文庫)アイドライジング! (電撃文庫)
広沢 サカキ CUTEG

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電撃文庫撃小説金賞受賞作、その感想&レビュー。

※ネタバレはしません

・あらすじ
アイドライジング。それはアイドルたちが己の夢と希望を懸けて戦う、新時代の一大エンターテインメント!各企業の科学技術の枠を集めて作られたバトルドレスをその身に纏い、美少女たちは華麗にステージを舞う―!『さぁて、本日は採れたてぴちぴち産地直送アイドルの登場です!名前はアイザワ・モモ!そのファッションモデルもびっくりの体躯だけでなく、素朴で元気いっぱいな人柄を気に入られたモモちゃんは急遽株式会社ミニテックスのアイドルになったそうです!彼女を支えるのは若手Pのオウダ・サイ!果たして凸凹二人三脚でどのような戦いを見せてくれるのでしょうか!?そして襲い来る難敵に打ち勝つことができるのか―!』。

お勧め度:★★★★★★☆☆☆☆ (6/10)

まず何より、文章がシンプル読みやすい! だからサクサク読み進められる!

一度読み始めたら、そのテンポの良さから最後まで読んでしまいました。
これぞラノベ、って感じがしますね。もちろん、良い意味で。

さて内容。
一応主人公はおり、彼女を中心に話は進むのですが、
美少女アイドル達による群像劇、と言ったほうが近いのかな?
登場するアイドルの数は結構多いですが、
それぞれキャラがしっかり立っていたように思えます。
特に主人公のモモは、カオルと対面した時の可愛さがグッド。
脇役をしっかり立てつつ、主人公を一番可愛く見せるところが素晴らしい。
登場人物が多いため、視点もコロコロと変わりますが、
前記のとおり文章が読みやすいため、混乱することもありませんでした。

ところが、この作品、恋愛要素は全て百合なのよね・・・。
しかも軽い百合ではなく、結構ガチ。
うーん、個人的には嫌いじゃないけど、別に好きでもない。
そこら辺が、少しマイナスだったかな。人によるんだろうけど。

ただ、物語事態は淡白だった印象があります。
視点変更が多いために、特定の一人に感情移入しにくかったからかな?
バトルに関しては文句無しですね。迫力がある上に描写が分かりやすい。
各々の特殊能力も個性があって面白かったです。
まあ、バトルに関しては主人公よりも周りの子のほうが目立ってた感はあるけれど。
今後物語が進むとバトルでの主人公のインパクトがかなり薄くなりそう。
とにもかくにも、続刊に期待です。

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