2010年09月11日 16:11
狼と香辛料XV 太陽の金貨<上> (電撃文庫)

やっとこさ読み終わったので感想をば。
いつまでも甘々な二人の関係だけど、
そこにはこれまでの歴史を感じさせる一面も。
若干のネタバレありです。
・・・それにしても、表紙のホロの色っぽさは異常。
ってなことで、その終焉が見えてきた「狼と香辛料」
なんだろうね、ここに来て、この面白さは。
剣は交らず、血は流れず、老成したロレンスとホロは、
甘々な時間を過ごしつつも、キスすらせずに。
そんな風に、派手なアクションがないのに、面白い!
そんな「狼と香辛料」独特の魅力が、これまで以上に凝縮された一冊ではないでしょうか。
物語の舞台は、北の町レノス。
ホロの旧知の仲間の情報を得るために、
コルとも別れ、元来の二人旅。
レノスの町は不穏な空気も無く、拍子抜けする二人。
すると、そこで待っていたかのように、空家の商店が売りに出されているのを発見します。
しかも、ロレンスの財産でも手の届くほど、安価で売りに出されている・・・
とうとう、ロレンスの長年の夢が叶う時が来たわけですよ。
もう二人はここに腰を据える気満々らしく、家の間取りを書いたりしています。
もうこれは恋人と言うよりも、
完全に新婚夫婦みたいじゃないか!笑
それと、鈍感なロレンスも良かったし、
それに呆れるホロも見ていて微笑ましい。
どうしてこの男は、流れに身を任せるべきところで理性を働かせ、
負けてはいけない所で理性に負けるのか!笑
まあ、それがラブコメのミソではあるけれども。
最後は不気味なくらい物事が上手く運んでいたのだけれども、
ホントのラストで、さらに予想の斜め上を行く展開。
うーん、あれだけじゃあ、良くも悪くも捉えられるけど、
まあ八割がた良い雰囲気ではなさそう。
その問題を次巻で片付けつつ、二人の旅は終焉を迎えるのだろうか。
ここまで来たら、後味の良い大団円で物語を締めて欲しいな。
次の巻が待ち遠しいです。

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やっとこさ読み終わったので感想をば。
いつまでも甘々な二人の関係だけど、
そこにはこれまでの歴史を感じさせる一面も。
若干のネタバレありです。
・・・それにしても、表紙のホロの色っぽさは異常。
お勧め度:★★★★★★★★☆☆ (8/10)・あらすじ
ホロの故郷の仲間の名を冠す 『ミューリ傭兵団』。彼らに会うため、ホロとロレンスは鉱物商・デバウ商会が牛耳るレスコの町を訪れることになる。
デバウ商会は北の地で大きな戦を起こすつもりらしく、その目的は北の地の征服とも、鉱山のさらなる開発とも言われていた。そのため商会は町に武力を集めているというのだが、ロレンスたちが訪れた町には不穏な空気はなく、意外にも人々は活気に溢れた様子だった。訝しがるロレンスたちは、ミューリ傭兵団が滞在する宿屋を目指すことにする。そこで二人を出迎えた人物とは──?
北を目指す狼神ホロと行商人ロレンスの旅は、いよいよ最終章へ突入する──!
ってなことで、その終焉が見えてきた「狼と香辛料」
なんだろうね、ここに来て、この面白さは。
剣は交らず、血は流れず、老成したロレンスとホロは、
甘々な時間を過ごしつつも、キスすらせずに。
そんな風に、派手なアクションがないのに、面白い!
そんな「狼と香辛料」独特の魅力が、これまで以上に凝縮された一冊ではないでしょうか。
物語の舞台は、北の町レノス。
ホロの旧知の仲間の情報を得るために、
コルとも別れ、元来の二人旅。
レノスの町は不穏な空気も無く、拍子抜けする二人。
すると、そこで待っていたかのように、空家の商店が売りに出されているのを発見します。
しかも、ロレンスの財産でも手の届くほど、安価で売りに出されている・・・
とうとう、ロレンスの長年の夢が叶う時が来たわけですよ。
もう二人はここに腰を据える気満々らしく、家の間取りを書いたりしています。
もうこれは恋人と言うよりも、
完全に新婚夫婦みたいじゃないか!笑
それと、鈍感なロレンスも良かったし、
それに呆れるホロも見ていて微笑ましい。
どうしてこの男は、流れに身を任せるべきところで理性を働かせ、
負けてはいけない所で理性に負けるのか!笑
まあ、それがラブコメのミソではあるけれども。
最後は不気味なくらい物事が上手く運んでいたのだけれども、
ホントのラストで、さらに予想の斜め上を行く展開。
うーん、あれだけじゃあ、良くも悪くも捉えられるけど、
まあ八割がた良い雰囲気ではなさそう。
その問題を次巻で片付けつつ、二人の旅は終焉を迎えるのだろうか。
ここまで来たら、後味の良い大団円で物語を締めて欲しいな。
次の巻が待ち遠しいです。

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