2009年09月24日 20:05
最後なのにロレンスは女達に蹴られて殴られて、またもヘタレっぷりを発揮。
けれども、それなりにケジメは見せました。
終わり方はちょっと不満が残る…かも。
暴動の中エーブとロレンスは商売を続行させます。
そして、そのさなかホロはロレンスが気づいたこの取引の危険性について言及します。
けれどもロレンスは答えない。
なぜならこの取引が成功しようと失敗しようと、ホロと別れることになるから。
つまり、ホロと旅を続けられるのはこの取引を放棄した時のみ。
取引の危険性が分かれば取引を放棄するという可能性も出てきます。
そのためロレンスは答えなかったのでした。
「ぬしは計算高く冷徹な商人だったと記憶しておこう」
旅の終わりを望むホロの、その望を叶えてやろうとするロレンス。
そんな優しさに対する皮肉から出た言葉でしょうか。
その後ホロを質草に預け、軍資金を手に持ちエーブと落ち合います。
しかし、ロレンスはこの取引が自殺行為であると気づいてました。
エーブは塩の密輸で相当な額を稼いでいたのでした。
そして、その稼ぎ分も毛皮の取引につぎ込もうという算段。
もしそんなことをすれば、教会が黙ってはいない。
二人とも消される可能性が大きく、そんな取引はさすがに許容できない。
そんなロレンスの心情を読み取ったエーブはロレンスに鉈で襲い掛かります。
一度はエーブを締め上げるロレンスですが、油断した隙を突かれ形勢逆転。
気絶させられた上に金貨まで奪われてしまいました。
しかし、アロルド直筆の宿の念書が残されてたのでホロは取り戻せる事に。
ロレンスと共闘という形でなければエーブだけが教会に狙われるため、
取引は反故にするわけにはいかなかったのです。
念書を持ち、ホロを迎えに行ったロレンス。
しかし、エーブにいいようにやられて帰ってきただけでなく、
ホロを宿と交換するために迎えに来なければ、
店を持つという自分の夢を叶えることも出来た
お人よしのロレンスに対してホロは大変ご立腹。

ロレンスを殴る!

蹴る!
しかし、それにもめげずに「俺はお前が好きなんだ」と、
二期の最終回にしてようやく告白と頬へのキス(随分かかったなぁ)
そしてエーブを追うという名目で旅を続けることになりました。
エーブはどこまでも金を、ロレンスはホロを望んだってことですね。
二期はここで終わりみたいです。
続きは原作を読もうってことかな。

狼と香辛料〈6〉
もしくは三期があるのかも。あったら嬉しい。
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