・あらすじ
岩の怪物に襲われた高校生・神崎光輔が目覚めると、そこには美少女イリアの姿が。彼女は自分が宇宙人で、完成間近のアンドロイドに光輔の意識が転移してしまったと告げる!!極度の人見知りだけどアンドロイドには超強気、しかも地球文化を誤解しているイリアに光輔は振り回されっぱなしで―!?アンドロイドとエイリアンが巻き起こすドタバタ異文化コミュニケーション、スタート。 ・個人的評価
ストーリー3
キャラクター5
文章4
挿絵4
総合点16評価1~5(5が最も良い)
まずなによりも、ヒロインであるイリアのキャラクターが良い!
愛嬌があるというか、何と言うか。
所謂「萌え」とは違った、動物的な可愛さがある。特にタイ焼きを差し出す所の挿絵は、個人的にかなり高評価。
文章自体はあっさりしていて読みやすい三人称。
ただ、作品の雰囲気と主人公の感情とに温度差を感じた。
物語の雰囲気はポップな感じなのに、
主人公は変わってしまった自分に対しての葛藤がかなり大きくて、
どこかギクシャクしたイメージ。
まあ、ギャグ調な中で自分の存在が無くなるという、
シリアスな葛藤を描くってのは難しいのだろうけどね。
最後の展開は、元々完結していたものを次巻に繋げるために、
無理やり捻じ曲げたような違和感はあったものの、
次が読めるのなら文句は無いです。
次は夏らしいので、今から楽しみ。
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